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ドバルダン、TAKAです。
お久しぶりになってしまいました。
セルビア3日目です。
この日は、約束通り、別のアパートへ移動。
またしても、オーナーのリリが迎えにきてくれました。
そのアパートはなんと、
オーナーの実家の敷地内にある1室。
この敷地内に、2部屋あり、それも同じように貸し出しをしているとのこと。
そして、これが僕らが移ってきた部屋。
リビング。
リビングがかなり広い。10畳越え。
キッチン
全ての用品が揃っています。
また自炊できます。
そして、寝室。
3人まで泊まれます。
トイレ。
その横にあるシャワー
1LDKのすごく広い部屋。50㎡以上あると思います。
そして、リリは日本が大好きなんだって!
リリの娘さんも日本が大好きらしく、彼氏が日本で活躍していたんですって。
しかも、Jリーガー。長崎のチームに所属してたって、すごいですね。
やっぱ、セルビアはサッカーが有名なんですね。
そして、サッカーを通して、日本とセルビアは交流があるんですね。
今回のアパートは、移動する前のアパートよりさらに田舎にあります。
しかし、路面電車が通ってるギリギリの範囲内。
ここから市内までは路面電車で30分
移動しながら、ここで問題。
<問1>
僕は、外人に「どこ出身なの?」って聞かれると
近いので「名古屋」と答えるようにしています。
しかしセルビア以外の国では、「どこ?」って聞かれ、知ってる人はいませんでしたが、
ここセルビアでは「ああ、名古屋ねー。知ってるよ」と言われます。
それは何故でしょうか?
(正解は最後に)
30分で駅前の市内に到着。
天気もいいし、歩いて観光します。
ほら、街並みが素敵です。
国会議事堂。
議事堂前には、ユーゴスラビア紛争の犠牲者の被害を訴えるものが。
そう、こんなキレイな街並みではありますが、
16年前まで、ここは戦火の中だったのです。
かつて、ユーゴスラビアという国の首都であった、ここ「ベオグラード」
今の光景からは想像できないくらいの紛争が起こっていたのです。
移動しながら、ここで2つ目の問題
<問2>
旧ユーゴスラビア連邦は、1991年から2000年の紛争後、
6つの国(未承認国合わせると7つ)に解体されました。
それは今のどの国でしょう?
(正解は最後に)
かつて、ユーゴスラビアは、「ユーゴスラビア連邦」と呼ばれる連邦国でした。
昔のソビエト連邦共和国を創造すれば簡単だと思います。
連邦国であるため、その中にいくつもの国が存在しており、
旧ユーゴには
「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」
があると言われていました。
時代と共に、周りの影響もあり、独立したい国が増えていきます。
そして、ユーゴスラビア紛争が起こります。
詳しい紛争の経緯はこちら↓
そして、独立を阻止したいセルビア軍とNATO軍がぶつかります。
NATOは力づくで武力で攻撃をしかけます。
その跡がこちらです。
たかが16年前の近い過去まで行わていた、
僕らにとって一番近い戦争が、手に取るように感じられ、
それらが今も残っている。
ただたんに、「崩れたビルだ」なんて印象ではなく、
深く心に残る景色でした。
青空に伸びる、崩れた廃ビル。
僕らが見ている景色は世界の1%にも満たないけど、
こうして実際に目の前に見ることで、考えることができてよかった。
人はそこから、行動していくから。
市場により。
今のセルビアの人たちの笑顔を見て、
傲慢かもしれませんが、
僕はなんだか、ほっとしました。
チェリーを買い、
パンツを買って。
帰ろう。
セルビアの街を走るバス。
よく見てください。
セルビアと日本の国旗が描かれているんです。
ユーゴスラビア紛争のあと、
日本はODAでセルビアを援助します。
その一貫でバスも日本が送ったもの。
やっぱ、セルビアと日本って、遠くて近い存在なんだと思いました。
春には、ここベオグラードには
日本から送られた桜が満開になるそうです。
また、いつか、セルビアには来たいな。
<問1答え>
・サッカーのユーゴスラビア代表で、日本でも活躍していた「ドラガン・ストイコビッチ」
が所属していたチームが「名古屋グランパス」。
ストイコビッチは国民の誰もが知っている国の英雄。だから「名古屋」が知られているんですね。
<問2答え>
スロベニア社会主義共和国
クロアチア社会主義共和国
マケドニア社会主義共和国
ボスニア・ヘルツェゴビナ社会主義共和国
セルビア社会主義共和国
モンテネグロ社会主義共和国
(コソボ社会主義自治州)
の6つ(7つ)です。
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