旅をする高木 – No travel, No life —

ベトナム軍事境界線

世界一周ブログに参加しています。
皆さんのクリックが色んな事に繋がります。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

 

こんにちは。

ここベトナムは約40年前まで戦争をしていました。

僕らが生まれるちょっと前まで、まだここは戦火の中にあったんですね。

 

ベトナムもフィリピンと同様、諸外国に翻弄され続けた歴史を持ちます。

そして、ベトナム戦争の終焉を持って、本当のベトナムの独立が達成されたと思います。

そのベトナム戦争時の軍事境界線を回るツアー、DMZ(非武装地帯)を巡るツアーに参加してきました。

 


 

ツアー:DMZツアー

時間:朝6時30分~夕方18時30分

値段:17ドル(350000ドン)まあまあ高い

内容:約6箇所のベトナム戦争で中心地であったDMZ周辺を巡るツアー


 

1月25日

朝6時30分出発。

いや、早すぎる。

DMZ専用ツアーバスですね。

DSC05684

 

早速、バスに乗り込み約3時間の移動。

と思ったら、1分後に停車。早速、朝食採ります。

DSC05686

 

ちなみに、このツアー、朝食付き、昼食無しです。

朝食はこれ。まあ、こんなもんですね。

DSC05687

 

 

 

朝食後、ようやく移動。

そして爆睡。

3時間後、

1つのロックパイル到着。

DSC05693

この山はアメリカ軍の監視基地。高さ230mの岩山です。

当時はアメリカの国旗が立てられていました。

しかし、戦争終焉後、ベトナムが国旗を立てたのです。小さく見えますか?

ここへの物資輸送は全てヘリコプターで輸送されていたそうです。

 

そして、2つ目は少数民族の村を訪問。

DSC05701

ここは当時は北ベトナム。北ベトナム軍として戦ったベンキュウ族という少数民族の村です。

DSC05702

 

そして3つ目。

ホーチーミンルートに架かる橋。ダクロン橋。

DSC05708

ホーチーミンルートとは、北ベトナム軍が南ベトナムを攻める為に使った極秘のルートのこと。

南への物資供給もこのルートを使われた。

なので、アメリカ軍はこの橋が邪魔。

何度もアメリカ軍はここを攻撃したそうです。アメリカでは有名な橋。らしい。

 

この川は、ベンハイ川といい、当時の南北を断裂する国境。

DSC05713

 

さて、4つ目。

ケサン基地。

DSC05718

 

南ベトナム、主にアメリカが使ってた基地。

南部の最前線基地で、こっから、北を攻める飛行機やヘリがばんばん出動していった。

防空壕も。

DSC05722

 

当時のアメリカ軍仕様の軍事品が色々と見れます。

DSC05723

 

これらは、実際に使われていた品々。

DSC05738

 

米軍の飛行軍も飾られていました。

DSC05739

 

墜落ヘリのレプリカ。

DSC05743

 

ここには、短い滑走路もあったようです。

DSC05749

 

5つ目。

ビンモックトンネル。

このビンモックトンネルは海岸際にあり、当時は北側。

北ベトナムの漁民達が戦火を逃れる為に掘ったトンネルです。

DSC05765

 

トンネルの全体図。

これ、かなり広いです。

「良くこれだけ掘ったなー」って思うくらい。

DSC05781

 

このトンネル、実際に入る事ができます。

DSC05783

 

縦:160cm~190cm幅

横:90cm~130cm幅です。

しかも、3階建て。

DSC05785

 

当時の暮らしが見れる模型も。

この空間で1家族4人が暮らしていました。

DSC05787

 

実際に、戦時中にこのトンネルの中で子供が何人か生まれたそうです。

DSC05791

トンネルへの出入り口は13あるのですが、そのうち2つは海へと繋がるものでした。

さすが、漁民ですね。

DSC05796

 

そして、ラストの6つ目。

共同墓地。

DSC05808

 

ベトナム戦争で犠牲になった方々のお墓です。

見てみると、20歳前後の表記が多かったです。

そして、「氏名不明」という表記のお墓がたくさんありました。

DSC05812

 

熱心に祈りを捧げる方。

DSC05814

 

この日は、穏やかな夕日が、辺りを包んでいました。

 

そして、約3時間かけてフエへ戻ってきました。

 

しかし、ここインドシナ(ベトナム、ラオス、カンボジア)の歴史は戦争を切っても切り離せません。

「知って」みて初めて、今の国をより理解できるかなー。なんて。思ってみたり。

 

世界一周ブログに参加しています。
皆さんのクリックが色んな事に繋がります。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村