旅をする高木 – No travel, No life —

ウユニ(ボリビア)クオリティに泣いた日々と、列車が眠る場所

 

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オラ、TAKAです。

ウユニ塩湖ツアー、第3弾はありません・・・

「サンセットもきっとキレイだ!」

 

わかります。

僕らだって、そう思います。

 

しかし、それより何より、ボリビアに疲れました。

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その理由について。

まず、

①ラパスでアヤコさんの現金が盗まれる

→警戒して24時間、気を抜くことが出来ない状況でした。

 

②地元の人(インディヘナ)の人たちと仲良くなりたいが為、
「写真撮ろうよ」って言うとマジギレされて終了

→もう、ぼちぼちボリビア人が嫌いになってしまいます。

 

③ウユニ到着時、僕のカメラが壊れる

→これはまあしょうがない話ですが、ウユニに標準あわせてカメラも新調したのに。

って感じでかなり凹みました。

 

④たぶん、ウユニに宿で無くしたか盗られたかわかならいが、
僕の下着一式無くなる

→これも凹みました。

僕の下着、靴下、Tシャツ1枚、タオル1枚、エアリズム2枚が無くなりました。

 

⑤ウユニが変わったホテルが最悪

→これは、マジできつかった。

蛇口をひねると見事な泥水シャワーが浴びれず、そのまま寝たり。

また、オーナーの性格の裏表が激しい。

毎日、宿泊費が変動するという謎の意見。

僕等は頑張って初日の言い値を押し通しました。

また、チェックアウトしたら、「もうその後は、知らない」といった感じで、

言葉では言わないが「すぐに出て行け」といった態度。

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良いのは見た目だけでした。

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⑥ウユニの街の物価が高い

→たぶん、ラパスの倍くらいはすると思います。

何するにも高いです。

ちなみにレストランで飲みビールは1本30ボリビアーノ(約600円)

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と、まあ、これだけ苦労してました。

特に泊まっていたホテルが最悪で、かなり精神的に疲れました

かといって、ウユニのホテルのクオリティは大した事なく、

さらに、この時期は日本人で一杯の為、

もう僕ら敵にはチェックメイトされている感じ。

 

だから、もう十分なんだ。

もうボリビアから出たいんだ。

旅に出て2回目。

早くここを脱出したい。と思い、

 

サンライズツアーを見に行った、その日の夜。

アルゼンチンへと向かいます。

 

サンライズツアーから帰ってきて、仮眠して

ホテルをチェックアウト。

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バスは、夜の8時に出発なので、

この日はまだまだたっぷり時間があります。

「何をしようか」と思い、街を少し散策。

 

これ、メルカド。

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ウユニって、旅行者でもってる街なので、現地人は少ないのかな?

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トリックアートに使う小道具はたくさん売ってました。

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それでも、何とか昼食をとってから。

 

このウユニの街から程近い、

「列車の墓場」と言われてる場所へ行ってみることに。

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街の人に、行き先を尋ねたら、

線路沿いに行けばたどり着くそう。

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ずーーと歩きます。

ボリビアの空は、とてもきれいなんですが。

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何も無くなってきても線路沿いに進みます。

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2kmくらい歩いたところで見えてきました。

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「列車の墓場」とは、

もう使われなくなった線路

もう使われなくなった列車が放置された場所。

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たぶん、何十という列車が放置され、

もう何十年もたってます。

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その列車が無造作に放置され、置かれた場所が観光地となっています。

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昔、ボリビアは

ここウユニで取れた塩や鉱物を、この列車を使って

太平洋の港へと運んでいました。

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しかし、時代が変わると共に、鉱物の採取も減少。

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最終的には、この列車に見合う経済効果が取れない為、

列車は使用されなくなり、このように放置されました。

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もう半世紀くらい経つそうです。

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それでも、かつて活躍していた列車たち。

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それが錆びれてしまい、人間が見放したんですが、

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それが今では、結構な観光名所となっていること。

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列車好きにはたまらない

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これ、車輪の1つ。

かなり重くて、動かすのにやっと。

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始めは、貨物車両ばかりでしたが、

線路の端には、蒸気列車の車両がたくさんありました。

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分けて、捨てられたのか?って思うくらい。

 

車輪部分は、土に埋もれています。DSCF5504

時間の経過が伺えますね。

そして、蒸気内部。

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炭の残りが見えたり。

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かつて活躍していた頃の姿を思い描いたりしました。

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この何も無い平原に、

たくさんの捨てられて列車が並ぶ景色。

絵になります。

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そして、この車両。

ここにあったもの。

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ブランコ

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地元の子達がここで遊ぶために作られたようです。

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このブランコがまたより一層、絵になる。

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なかなか、日本では見れない景色。

そして、かつての蒸気機関車の姿が想像でき、とても良い場所でした。

 

帰り道。

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かつても列車たちがそうであったように、

僕らも線路をつたい

歩いて帰ります。

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見たこと無い虫。

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空がキレイなボリビア。

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なんでだろう。
なんで、こんなにアンバランスなんだ。

 

って思うくらい、ボリビアは空がきれいです。

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始めに、その事に気づけていたら、

初対面では、ボリビアは好きになっていたのかな。

 

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