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オラ、TAKAです。
サルタでののんびりの日々。
計、5日間。
毎日、何をしてたわけでもなく、
町歩き、買い物、観光、買い物、メルカド。
の繰り返し。
メルカドには毎日行っていたので、もう顔なじみになってしまいました。
サルタの町は、来た当初、とてもキレイな街で、
南米にこんな街があるのか。ってくらいキレイで
町の作りも素敵で、昔のスペイン時代の建てものもキレイに残っており、
まるで南米じゃないみたい。な印象でした。
でもやはり、滞在する日が増えると、
やはり裏側。というか、良い所ばかりではなく、悪い部分も見えてくるようになります。
町は、清掃業者がいるのか、
夜になるとゴミで荒れ放題な町も、早朝にはきれいになっています。
そして、やはり、町の外れには、
貧富の格差を物語る、スラム街というか、お金と仕事がない人たちが暮らす場所もありました。
しかし、それが現実で、それが変えがたい事実で。
僕ら旅行者は、その国の表面しか見えておらず、
「できればもっと深く入っていって、その国を知りたい」
と思っても、それはたかだか5日の滞在では不可能なのです。
暮らすように。
その地に根を張らないと、
やはり見えてこない。
見えない現実は確かにあり、それをもっともっと知りたいと思った場所が、
僕の場合、「最も好きな場所」となるのだろう。と思いました。
アルゼンチンは、お酒と肉が、
物価とは不釣合いはほど安いです。
ワインなんて特に、安い。
1リットル、100円しない物だってあります。
肉も、1kg、1000円もしません。
その「安くて良い」という感覚は、地元民も、僕ら旅行者も同じ。
少しだけ、同じ感覚を共有できるな。って思ってみたりしたんですが。
ですが、
アルゼンチンの人は、やはり僕らを見ると外人を見る目をします。
初め、それがイヤでイヤでしょうがなかったです。
今でも慣れません。
何か、特別な珍しい人を見る目。
インド人の好奇心の目とは違う、明るい目ではないのです。
ある人が僕らを「チーノ(中国人)だ」と言ってきました。
でも、僕は「ハポネス(日本人)だよ」って言うと、
「中国人と日本人って一緒でしょ?何が違うの」
と言われました。
ある人と話をしました。
僕らを見るなり、
「おー日本人!」とかたことの日本語で話しかけてくれました。
なんだかとても、嬉しくなります。
その理由。
この人に奥さんが日系2世なのです。
その人は洗濯屋を営んでおり、たまたま僕らが寄った店が、その人の店でした。
店先には、日本の文字が並んでいました。
なんだか、とても嬉しくなりました。
ある車屋には、日本語の文字が。
誰に習って書いたのかわからないが、日本語がそこにはありました。
ここ南米には、遠い昔。
日本から移り住んだ人たちの家族が今でも元気に暮らしています。
時間が過ぎても、その人達は日本を忘れてること無く、
街に見える少しの日本は、
その人たちがここで暮らしてきた証拠を、僕らに突きつけてくれます。
暮らす。と言うことはそういうこと。
覚悟を持って、その地に根を張ること。
時間が経っても、目に見えるもの、目に見えないもので何かが残っていくこと。
御見それしました。
ここで思いました。
旅はやはり旅である。
当たり前ですが、かなわない事がたくさんある。
それでも、僕等は、その旅で関わった人達には、
「こんな日本人がいたよ」
「こんな日本人と出会ったんだ」
と、その日に、友達、家族に話してもらえたら良いな。
そうすると僕らもきっと忘れないし、
その町を思い出すと、その人を思い出すだろう。
その人にも、日本を思うと、僕らを思い出してもらえたら良いな。
そういえば、サルタはアイスも安かったなー。
サルタ最終日。
ちょっとだけ、暮らせたサルタの町も今日で終わり。
次の国は、
南米の地に移り住んだ日本人が多く暮らす国、パラグアイ
その土地に行って、肌で色々感じられたらいいな。
アルゼンチンは一旦、抜けます。
明日から、パラグアイ。
楽しみでしょうがない。
でもパラグアイって?どんな国?
チラベルト、サッカーW杯しか出てこない。
でもここで、とても良い経験ができる事になります。
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