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オラ、TAKAです。
トレッキング前夜は、準備と飲み会に追われ、2時の就寝。
そして、眠い目をこすり、6時に起き、
7時に宿を出発。
まだ、薄暗い。
寝不足と、酒が残ってるのでかなりしんどい。
これで、ホントにトレッキングできるんだろうか？ってくらい。
バスは、定刻通り、
バス停を7時30分に出発。
バスが出発してから、すぐに車内で爆睡。
9時30分。
いつの間にかパイネ国立公園の入口に到着。
まだまだ眠い目をこすりながら、
ここで、全員降ろされて、
トーレス・デル・パイネ国立公園の入場受付をします。
ここの入場料は日数に関わらず、
1人18000チリペソ（約3000円）
高い入場料ですが、世界の人が憧れるトレッキングコースなんです。
年間10万人以上の人たちがここにトレッキングをしにくるそうです。
そして、注意事項のビデオを見ます。
特に、火の使い方には要注意のビデオ。
その理由は、2011年12月に、イスラエル人の火の不始末で、
1万ヘクタール以上の木々が焼失してしまったからです。
もう、元には戻らないそうで、
これ以上の人間による自然の崩壊を食い止めるためには当たり前です。
受付が終わると、
僕等は、ここ入口からまたバスに乗って、
今日一日目のキャンプ地まで移動します。
入口から、キャンプ地までは約8km。
この距離はトレッキングしても楽しくないし、
今日の目的地、初日にしてメインの「トーレス・デル・パイネ」までは時間の戦いの為。
バスは、1人2800ペソ（約470円）
30分後の午前10時、今日のキャンプ場「ラストレス」に到着。
すでに遠くに見えてる「トーレス・デル・パイネ」
素晴らしい！
キャンプ場に到着するや否や、相棒の杖を見つけ、
広い敷地のキャンプ場「ラストレス」の受付をすまし、
良い場所を探し、
初めてにしては、なかなか手際よく
今日の寝床を立てる事に成功。
「ラストレス」は炊事は、トイレ、シャワーもあり、
トーレス・デル・パイネ国立公園のキャンプ地の中で、僕は一番良いキャンプ地だと思います。
少し腹ごしらえをして、出発の準備。
1日目のルートはこれ。
黄色のラインの往復です。
距離にして、18.4km。
予定時間は往復約8時間。
初心者の僕達にとっては、1日目からかなりの距離です。
午前11時45分出発。
荷物が少ないから、足取りも軽い。
周りの景色の雄大さに感動しながら、歩きます。
出発して1km地点。
橋の下に流れる川はパイネの天然水。
ここをトレッキングする人にとって水は貴重ですが、
この天然水があるために
僕等は全く水を準備する必要は無いのです。
この天然水は、ちゃんと飲めます。
ありがたい。
1.5kmを過ぎたあたりで、上り坂。
トレッキングじゃなかったら「これ、いつまで登るの？？」ってしんどくて思うと思うけど、
今回はトレッキング。
いつまでも続くと思って歩いた方が精神的に楽。
暑くて上着を脱ぎます。
心の中ではあっと言う間に（実際は結構な距離歩いてます）こんなに登ります。
途中、なんとも偶然！！
「What a coincidence!」と心の中で叫んだんですが、
キューバのハバナ、ペルーのリマ、クスコの3度出会ったアヤカちゃんと遭遇。
二人は1泊2日でこのパイネトレッキングの挑戦してて、その2日目。
もう帰るときでした。
「トーレス・デル・パイネ」がキレイで、昨日と今日、2回「トーレス・デル・パイネ」を見に行ったそう。
登り道が終わると、今度はこんな道。
険しくはないけど、大自然です。
初日は僕等はだいたい1時間に1回の割合で休憩してました。
多分、荷物がないからこのペースでいけたのだと思います。
そして、「トーレス・デル・パイネ」までの中間地点、
キャンプ地「チレーノ」に2時間で到着。
さらに登ります。
トレッキングコースは、たまに迷うくらいわかりにくいんですが、
途中にこういったオレンジのマークが目印に進みます。
ゴロゴロとした岩が出てきました。
「トーレス・デル・パイネ」の麓です。
この岩道を1時間登れば、「トーレス・デル・パイネ」です。
しかし、このラストの1時間がかなり、しんどい道。
実際、ホントにしんどくて、休憩するタイミングが増えました。
富士山の頂上付近のような感じ。
でも、なんとか頑張って。
出発してから、4時間。
15時45分、「トーレス・デル・パイネ」到着。
この景色、ホントに絶景でした。
初日にして、こんなに素晴らしい景色が見れるなんて。
ここパイネを訪れる人がたくさんいる理由が分かりました。
ホントに素晴らしくて、絶景で、
黙ってずっと見ていられる景色でした。
さらにトレッキングが好きになった気がしました。
「トーレス・デル・パイネ」で休憩をし、食事を取り、写真を思う存分撮って、
今度は下山です。
来た道を戻ります。
16時25分。名残惜しいですが、出発。
下り坂というのと、1度来た道なので、迷うことなく、スムーズに歩けました。
19時45分、キャンプ地「ラストレス」到着。
今日のトレッキング：8時間。18.4km
パイネは8時ごろから日が落ち始めるので、
急いで夕食の準備。
夕食の準備をしてると、日が落ちました。
この日は、昨日準備していた、豚肉と玉子の煮込みと
ご飯を炊いての夕飯。
あと、白ワインで乾杯。
なんで、こんなに美味しいんだろう。ってくらい、
ご飯が美味しく感じるのも、トレッキングの醍醐味だと思います。
真っ暗なキャンプ場の中、
二人で今日、予定通り歩ききれた事を褒めあうのでした。
そして、シャワーを浴びて夜11時過ぎに初のテント泊。
しかし疲れていたのでぐっすり。
明日は荷物を持ってのトレッキングです。
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