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オラ~アヤコです!
パイネトレッキング最後の4日目の朝。
今日は朝から少し雨。
昨日も疲れてぐっすり眠れた私たち。
4日目の最後の朝を迎えて、やった!終わった!と思うかと思ったら、
あ~あ、もうトレッキングが終わってしまうんだな・・・と残念がる自分がいました。
これには自分でもビックリ!!
3日間の絶景を見ながらのトレッキングで、すっかり山の魅力にはまってしまいました。
体は全身あちこちバキバキで、正直足も痛くなってきていました。
グレイ氷河行ってもう1泊する?
けどお昼の分までの食料しかなかった私たちは、やっぱりフェリーで帰ることにしました。
パイネトレッキング最後の朝食は、インスタントお味噌汁と
シーチキンとコンソメの炊き込みご飯。
お昼の分のおにぎりも作りました。
残った食料は、ドライフルーツのみ。
何だか寂しい気持ちでご飯を食べていると、昨日の夜に会った日本大好きフランス人が
「君達フェリーで帰るの?」と聞いてきました。
そして、
「僕は歩いて帰りたかったけど、足をケガしたからフェリーで帰るんだ」と言ってきました。
「え?歩いて帰れるの?」驚く私たち。
私たちはてっきりフェリーでしか帰れないと思っていたけど、
よく地図を見るとビジターセンターまでトレッキングコースが続いていました。
しかも、ビジターセンターからは事前に買っておいたバスチケットでプエルトナタレスまで帰れる。
よし!行こう!!!
私たちは迷わず歩くことに決めました。
急いでテントを片付けて荷造りして、出発!
食料担当の私の荷物はかなり軽くなって嬉しい♪
一方、タカさんの荷物は全く変わらず重い・・・ごめんよ。
私たちはまたパイネを歩けることがとても嬉しくてしょうがなかった。
道のりは、今いるパイネグランデから南にあるビジターセンターまでの道のり。
フランス人の彼によると、この道は平坦でとても歩きやすいらしい。
約17.1キロ。地図によると約5時間の道のり!
フェリー乗り場を通り過ぎます。
30分のフェリー代は15000チリペソ(約2500円)と高い!
私たちが目指すのは、あの山に続く道。
上から見下ろすと、ちょうどトレッキングを終えた人たちがフェリー乗り場に向かうところでした。
まだトレッキングできる私たちは、何だか得した気分に♪♪
湖に雲が映ってキレイ。
後ろを見ると、パイネグランデ。
あの麓をずっと歩いてきたんだな~すごいな~
フランス人の彼の言ったとおり、登りは最初の方だけであとは平坦な道をひたすら歩く。
後ろを振り返ると、クエルノスデルパイネ。
前方には富士山みたいな山。
360度ぜんぶ違う景色!
そして、途中に右手に川が見えてきました。
草・木は黄色や赤色に変わり、厳しい冬の始まりを教えてくれます。
景色を楽しみながら歩いていると、途中にあるキャンプ場「Las Carretas」の看板が。
小さなキャンプ場で、テントが3つだけ張ってありました。
やっぱりみんなこのコースはフェリーを使うのか、すれ違ったのはたった2人だけ。
そして、写真ではわかりにくいけど虹が現れた!
私たちは疲れることなく、誰もいない大草原で大声で歌を歌いながら歩いた。
ありがとうパイネ!!
毎日違った景色を見せてくれて、きつかったけど本当に来て良かった!!
トレッキングファンが憧れるパイネ国立公園に私たちもどっぷりはまってしまった。
そして、無事にゴール地点のビジターセンターに到着!
相棒の杖たちともここでお別れです。
そしてバスに乗り、他の乗客を乗せるために初日に私たちがバスを降りた
キャンプ場入口まで行きます。
私たちが歩いて来た道を眺めながら。
そして、22時にプエルトナタレスに到着!
久しぶりの下界は何だか変な感じでした。犬がいる!車が走ってる!
久しぶりに飲むビールは美味しかった~
すっかりトレッキングとキャンプの楽しさを知った私たちは、またここパタゴニアで
トレッキングに挑戦することになるのです!
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