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こんにちは。
アンコール遺跡群紹介記事、第2弾です。
遺跡ブログなので、
何回かに別けて、
アンコール遺跡群のほぼ全部を紹介したいと思います。
2月23日のこの日に訪れたのは、そんなに多くありませんでしたが、
50km程度の移動距離をチャリンコで移動しました。
では、行きましょう。
今日は違う入場ゲートから入りました。
本来のゲートから、1本東の道路からのゲートインです。
遺跡敷地内に入ってからの景色。
現地の人と一緒にチャリンコで進みます。
1つ目
スラ・スランから少し東に進んだ所にあります。
プレループ (Pre Rup)
プレは変化、ループは体を意味し、かつて境内で行われたと伝わる火葬を名の由来する、ヒンドゥー教の寺院。
ラージェンドラヴァルマン王による建立で、961年頃には神々が祀られていた。
とても、高い塔で、そして敷地も結構広い遺跡でした。
最上部にある祠。
そして、最上部からの景色
ここは、1000年以上の歴史がある遺跡です。
アンコールより200年も古いです。
夕日の眺めがとても良い所だと思います。
現に、夕方には多くの方がこの遺跡の上から夕日を眺めていました。
2つ目
プレ・ループの真北にあります。そして、東バライの東側に位置します。
東メボン(East Mebon)
10世紀のヒンドゥー教寺院である。
王ラージェンドラヴァルマン2世の統治時代(在位944-968年)に築かれ、
現在は干上がった東バライ貯水池の中心にある人工の島であった場所に建っている。
東メボンはヒンドゥー教のシヴァ神と、王の両親に敬意を表して捧げられた。
ここもとても古い遺跡。
造りは他の遺跡とあまり変わらないが、
象の彫刻がここにはありました。
遺跡の回廊の4つ角に象がそれぞれいました。
象の彫刻がある遺跡は、ここ以外に1箇所しかありませんでした。
そういう意味ではとても珍しいです。
ここは、訪れる人が多くない遺跡でした。
3つ目
ここは、遺跡ではありませんが、訪れたくて訪れました。
とてもわかりにくい場所で、
よく自力で行ったな。
ってくらいの場所です。
あまり、インターネットにも行き方の情報は無く、
色々と調べながら行きました。
なので、今後の為に、場所を紹介します。
1.東メボンから一旦、南に向かいます。(延々アスファルトの道です。)
2.そして、1つ目のアスファルトの道を東へ曲がります。
3.それをずっと2kmくらい進むと、だんだんとお店が現れ始めます。
そうすると全てアスファルトの4つ角があるのでそれは、北に曲がります。
4.その道をまた2kmほどずっと進みます。
5.すると右手に下記の曲がり角が見えます。(看板が目印です)
このアスファルトでは無い道を東に曲がります。
こんな道が続きます。
6.1kmほど進むと今度は左手に看板が見えます。
この看板を北へ曲がります。
そう、こんな道。
もう砂地です。チャリンコか徒歩でしか無理です。
左右には、のんびりとした風景が広がります。
地元の人が漁をしてました。
7.ずっと、この道を進みます。
不安になっても進みます。
8.500mほど進むと左手に看板が見えます。
この看板を西に曲がります。
9.曲がるとすぐにこんな橋があるので、渡ってください。
7年前に来たときよりは橋がとても丈夫に作り直されています。
橋の左右には球根かな?が広がっています。
10.橋を渡りきるとひたすら直進です。
11.たどりつきました。
戦場カメラマン 一ノ瀬 泰造のお墓
一ノ瀬 泰造とは、
ベトナム戦争、カンボジア内戦の現状を写真で世界に伝え続けた戦場カメラマンです。
カンボジア入国以後、共産主義勢力クメール・ルージュの支配下に有ったアンコールワット遺跡への単独での一番乗りを目指していました。
かつては自由にアンコールワットさえ見られなかったのです。
なぜなら、クメールルージュがアンコールワットを拠点としており、クメールルージュしかここへの侵入は許されていなかったのです。
1973年11月、
「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」と
友人宛に手紙を残し、単身アンコールワットへ潜入し、消息を絶ちました。
9年後の1982年、一ノ瀬が住んでいたシェムリアップから14km離れた、アンコールワット北東部に位置するプラダック村にて遺体が発見されます。
あとから判明したことですが、1973年11月22日もしくは23日に
クメール・ルージュに捕らえられ、処刑されていたことが明らかになっています。
1999年に浅野忠信主演で
「地雷を踏んだらサヨウナラ」
が公開され、それを機にとても有名になったカメラマンです。
今でも、たくさんの人が訪れている模様。
先ほども書きましたが、僕はここに訪れるのは2回目です。
やはり、7年前とは少し変わっていましたが、
こうしてまだお墓は存在し、
訪れる人が絶ってないのは素敵な事だと思いました。
帰り道。
水牛と共に帰ります。
子供たちも一緒に。
この道を歩いて帰っている間だけ、
時間がゆっくり流れるのを感じました。
この日、訪れたのは3箇所だけでした。
移動距離が長かったためかな。
夕日をスラ・スランから眺めました。
シェムリアップに来て初めて、夕日がきれいに見える日でした。
空の雲と太陽を、スラ・スランが綺麗に映し出していました。
アンコールワット方面に日が沈みます。
だんだんとオレンジ色に。
半沢直樹風に。
旅は、人生そのものだな。
と思っています。
繰り返す毎日は、決して同じ日では無く、
そして時間は過ぎていきます。
僕らの旅は、こういう旅です。
きっと目に見えない物を二人で一緒に追い続ける。
そうして、たまに隣を見て、
一緒にいてくれる
と思い安心しながら冒険していく。
たまに、すごい冒険したくなるんです。危険だからやんないけど(笑)
また、次回
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