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サラマ、TAKAです。
653km。
アンタナナリボからムルンダバの25時間30分の一部始終の第2弾。
どうしても長くなってしまうので、申し訳ないです。
2016年7月1日 AM3：30
再び、タクシー・ブルースのエンジンがかかりません。
ドライバー達は何度も、エンジンの修理をこころみます。
すると、
エンジンが掛かった！！
良かった、これで再出発できる。
と思ってのですが、全くスピードが出ません。
タクシー・ブルースは白旗を上げました。
これでは走れない。
タクシー・ブルースは乗客を全員降ろして、先にトロトロと進んで行きました。
すると、乗客のマダガスカルの人達はヒッチハイクを始めます。
暗闇の中。
すぐに2台の車が泊まりました。
「タクシー・ブルースが故障したから乗せて」
突然のこの言葉に、なんとOK！！
乗客12人は2手に分かれます。
たぶん、これがマダガスカルに日常なんでしょう。
壊れるのは想定内。
壊れたら皆で協力する、助ける。
それが当たり前。
次に自分が困ったときには、当たり前のように周りの人が助けてくれる。
こうして、マダガスカルが出来ているのを、知りました。
なんか、恥ずかしくなりました、僕ら。
ヒッチハイクしてくれた車に僕らも乗り換えて、前に進みます。
2016年7月1日 AM4：00
ヒッチハイクして乗り換えた車は順調に前に進みます。
先にトロトロと出発していたタクシー・ブルースに追いつくんじゃないか。って勢い。
すると、追いつきました。
先に出発していたタクシー・ブルースは、
なんと！！
息を吹き返して結構なスピードが出る状態になっていました。
ここで、タクシー・ブルースを停め、
僕らはタクシー・ブルースに乗り換えました。
しかし、もう1台のヒッチハイクした車はまだ来ません。
このまま先に進みます。
人数が減ったタクシー・ブルースは快適です。
2016年7月1日 AM6：30
すっかり夜が明け、
2時間程度進んだ時点で、
タクシー・ブルースはもう大丈夫のよう。
無事にムルンダバに行ける！と踏んだんでしょう。
朝食も兼ねて、ある村で停車。
もう1台のヒッチハイクした車を待つことに。
ここで、しばらく待ちます。
夜のマダガスカルは寒かったです。
なので、コーヒーとか飲む。
上の写真の左側の人が、橋に落ちた欧米人。
無事で良かった。
そして、この村でかなり待ちました。
しかし、それがまた良かったです。
ここでしか見れない景色、光景が見ることができました。
これは、共同の水道。
一般の家には水道はあまり無いようです。
軒先で売られている、
取ってきたばかりの魚。
仲の良い兄弟。
この二人はまじで可愛かった。
そして、基本、子どもたちは外人を見ると基本、怖がって泣くのですが、
この二人は、写真を撮ってもらうことに喜んでいました。
嬉しいし、ありがとう。って思いました。
2016年7月1日 AM8：30
皇族の車を待って2時間。
ようやくもう1台のヒッチハイクの車がやってきました。
どんだけ、ゆっくりだったんだろう。
と、まあとり無事に、スタートの状態の乗客と車に戻りました。
さあ、進みますよ。
2016年7月1日 AM9：30
まさか。。。
まさかのまたまたタクシー・ブルースの故障。
もういい加減、「またかーー」って思う反面、諦めてきました。
ムルンダバに到着すれば良い。って。
今度は完全にタクシー・ブルースのエンジンがかからない。
もう、無理かも。
最終手段です。
みんなで車を押し掛け。
何度も何度も。
結果、無理。でした。
と言うことで、
今度はタクシー・ブルースをヒッチハイク。
乗客12人まるごと乗り換え。
かつ！！！
荷物を全て載せ替えます。
これにまたまた、すげーー時間がかかった。
もう、この時点で、「ほんと勘弁して」って状態になりました。
2016年7月1日 AM11：00
1時間30分かけて、荷物を載せ替え完了。
アンタナナリボを出発した時に乗せたバイクは、「やっぱ乗せれない」という事で、
乗客の2人がバイクでムルンダバに向いました。
自由だ。
僕らも出発
しかし、乗り換えたタクシー・ブルースはボロいし、乗り心地やばい。
しかし、もうムルンダバに到着すればいいよ。って心境になってます。
2016年7月1日 AM12：00
もうすでに、車が停まるたびにドキドキする状況になってきたのに、
車が停車。
どうやら、昼食。
もう良いわ！
休憩いらんわ！ってなりました。
とまあ、でも休憩。
僕らは謎のジュース1.5リットルを買いました。
水より安い、1500アリアリ（約50円）
サトウキビのジュースでした。
しかし、ペットボトルはそこらに捨ててあるやつの使い回しです。
2016年7月1日 AM12：30
もう、ホントにムルンダバ向いますよー。
順調にタクシー・ブルースは進みます。
すると。。。。
ムルンダバに近づくにつれて、
バオバブの木が大量発生
見たい！行きたい！って思ってた場所が近づいてきます。
ほら、これとかもうすごい！
立派だ！
しかし、やはり移動が24時間を超えてきたので、まじで辛くなってきました。
そして、とうとうムルンダバの街が見えてきた。
バオバブの木も普通に通りに生えてる。
でも、もう限界です。もう到着して欲しい。
2016年7月1日 PM14：30
ようやく！
まじでようやく、ムルンダバに到着しました。
ムルンダバのタクシー・ブルース乗り場到着です。
到着した瞬間。
長かった。。。ホントに辛かった。でもいろんな事経験できた。
疲れた。もうタクシー・ブルース乗りたくない。
色んな感情が一気に溢れ出しました。
通常15時間の所、
僕らは25時間30分かけて、アンタナナリボ→ムルンダバ653km移動できました。
安堵と共に疲れも。
しかし、この後はホテル探しが待っています。
次回に続きます。
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