旅をする高木 – No travel, No life —

インド周遊記<その2>ーコルカタ到着(Taka編)ー

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TAKAです。

何が起こるかわからない国、インドにやってきました。

 

コルカタに向かう機内の中で考えていた。

最近、単調になっていた旅も、

インドに来て、また変わりそうだ。

というワクワクと、

気を引き締めないと。

という原点に帰る気持ちを再度持ち。

目に映るものを感じ、考え

そして、

じぶんの足で歩いた証を造ろう。

ととてもおおきなテーマを再認識するのと同時に、

まあなんとかなるし

インド人にうざいって思われる人間になってやろうって。

思ったり。

まあ、ここで人生観変わるかが勝負だと思ってます。

旅の期間も、ここで折り返しです。

 

 

——————————————————

コルカタの空港に到着したのは、夜の23時30分だった。

飛行機から空港に降り立つと、

インド独特の香りが、僕らを迎えてくれた。

しかし、それは全く強烈でなく、

逆に「インドはこれくらいなのか、大丈夫かも知れない」と思うくらいだった。

到着日の申告を12日か13日にするか迷うくらいの時間にイミグレを無事に通過。

そうすると、迷うことなく僕らは、空港泊することに。

インドの空港は一旦外に出てしまうと、空港内に戻るには航空券が必要だったりで面倒くさい。

ようは戻れないのだ。

だから、僕らは

一旦外を見に行こうか。

なんて事はせずに到着ホールの居心地の良さそうなベンチを探した。

ベルトコンベヤーで、なかなか出てこない荷物をやっと取り、

到着ロビーに出るとたくさんのベンチが、目に入った。

しかし、どれも1つ1つが区切られており、横には寝れないベンチばかり。

どうにも居心地が悪いと思い、他を探す。

これから数時間を快適に過ごすため、僕らは多少の時間を、費やすのは全く苦ではない。

到着ロビーを右に折れ、しばらく歩くと好みのベンチを発見。

しかも、家族連れなどが近くで寝ているから安全だろうと、迷うことなくそこに陣取ることに。

ベンチで囲いを作り、そのベンチはクッション付きで、硬くない。

良い寝床ができた喜びに僕らはテンションが、あがった。

そのあと、念には念を入れて、

近くのガードマンに挨拶をし、存在を認識してもらい、

「あそこで寝るの大丈夫?」という質問をぶつけることで、

僕らの存在を意識付け、

さらには、「大丈夫」との返答で、見張りお願いの認識を持ってもらうことに成功。

ベンチで横になると、

そこはまだインドではないかのような安心感ですぐに眠りにつけた。

 

翌朝、寒くて目が覚めた。

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昨夜はなんとも無かった温度だったが、朝方になると我慢できないくらいの寒さだった。

目が覚めたらそのまま歯を磨き、準備をした。

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インドの朝は早い。

朝8時。空港から出るとすでにたくさんのインド人。

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これが「インドに来た」と改めて思わされる光景だった。

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必要なお金を下ろし、

両替ついでに、インドで初めてのチャイを飲む。

1杯10ルピー(約20円)

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これが、驚くほど濃くおいしかった。

日本にいたら味わえない味だ。

そのチャイの味がこれからのインドの旅を暗示しているようで、

なぜかさらにチャイがおいしく感じた。

空港バスで初めてのインドへ飛び込む。

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バスは発車して、数十分で満員に。

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それからもたくさんの人を降ろし、たくさんの人を乗せ、満員の状態をキープしたまま郊外を走り続けた。

バス停に着くと、バスはしっかり止まるでもなく、

少しの蛇行を続けながら、たくさんの人の乗降をこなしていく。

目の前にたくさんの人がうごめく。

この光景を、寝不足の状態で見続けると、すぐにこれは幻か?と変な不安にかられる。

そして、さらにここはインドだ。という根底の思いが付け足され、

ふいにめまいか眠気がわからない感情に襲われた。

それは「初めて」ではなく、「短期に旅に出た時に感じるそれ」と似ていた。

インドに来たんだ。

実感すると、ともに、かなりの眠気に誘われた。

バスに、乗って1時間20分。

そろそろだろうと、眼を覚ますと、満員だったバス内はかなりゆったりになっていた。

そろそろ目的地のサダルストリートに到着するのがわかった。

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サダルストリート付近のエスプラネードバス停に到着する時には

もうすっかりと外は暑くなっていた。

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インドは人が多い。

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わかっていたがホントに人が多いのだ。

「なんだ、これは」ってずっと思いながら歩く。

そして、人が多過ぎて真っ直ぐ歩くこともままならないのだ。

重い荷物を背負い、人を掻き分け、そして気温35度になるであろう中を、進んでいく。

荷物が肩にずしりとくる辛さに耐え、1km歩いてようやく目的地サダルストリートに到着した。

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しかし、そこはなんて事のないただのストリートだった。

重い荷物が邪魔だったので、めぼしを付けていた宿へと急ぎ、

早々にチェックイン。

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やっとこれで開放された。とチャイを飲みながら一旦落ち着いた。

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これで、1杯6ルピー(約12円)。

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やはり、インドにチャイは当たり前だがうまい。

 

旅をしていると旅人の中で、「伝説」と唄われる場所、物がある。

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ここサダルストリートにも、「伝説の宿」と呼ばれる安宿がある。

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実際にそれを見てみたが、何て事の無い、ただの安宿だ。

それも、他の安宿よりずっと汚く、安いだけ。

昔は伝説で泊まりたがる人が多かったらしいが、普通の日本人なら敬遠したくなるくらいの宿だ。

名前ばかりに踊らされずに、自分の目で確かめて意見を持つ事の大切さを改めて感じた。

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ここコルカタ

インド1つ目の場所としてとてもふさわしいように思えた。

 

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「コルカタには、何でもあるんじゃないか」って思えるくらい、騒々しいのだ。

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しかも、その騒々はぶつかり合って消えては、

また生まれてくる。

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いつまでたっても飽きないのだ。

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寝不足と疲れはいつの間にか忘れ、コルカタの町の散策をしばらく続けた。

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明日から、またこのコルカタの町を見て周るのが楽しみになってきた。

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インド。ここには全てが存在していそうだ。

そんな印象を受けた。

 

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