旅をする高木 – No travel, No life —

インド周遊記<その51>ー列車での出来事とアウランガーバードという街

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ナマステ、TAKAです。

 

定刻通り、夜の21時10分、ムンバイCST駅を出発しました。

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今回、2Aの席の向かいは、

インド人の男性と、その男性の介護人でした。

その男性は20代半ばくらいで、笑顔のステキな男性でした。

しかし、その男性が普通と違ったのが、

体が自由に動かせない事でした。

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男性が列車に乗り込んだ時、

彼の父親介護の人が彼を抱きかかえてきました。

そして、こう言いました。

「アウランガーバードで降りるから、降りるときに少し手を貸してね」

「いいですよ」

 

彼は、大都市ムンバイに治療を受けに来て列車で帰る所でした。

僕らが「体制は窮屈じゃない?」とか

「寒くない?」とか聞くと、

決まって「ノープロブレム」といって、にこっとするのです。

だからなのか、彼の笑顔が印象的でした。

 

そんな笑顔を見てると、彼の病名は聞けませんでした。

彼は、右手はかろうじて動かせるようで、スマホをなぞることはできました。

しかし、持つことはできません。

僕達の予想ですが、たぶん「ALS」かなと思いました。

 

定刻から40分遅れて、アウランガーバード駅に到着。

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ヘルパーさんが1人来ていたので、

介護の人とヘルパーさん二人で彼を抱えて列車を降りました。

僕は、ドアの開け閉めと、彼の荷物を全てかついで列車を降りました。

そして、無事に車椅子の乗れた彼と最後の挨拶。

「荷物、全部大丈夫?」

「ノープロブレム」と笑顔で返してくれました。

僕は正直何もしてあげれなかったです。

少し悔しかったです。

だけど、彼の最後の笑顔と共に、それは過去へ通り過ぎました。

そして、名前も聞かずに、別れました。

 

これから、どうなるかわからないであろう未来を力いっぱい見ている彼から、

僕は少しだけ勇気をもらった気がしたからです。

 

到着時、真っ暗だったので待合室で仮眠。

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僕は、結構なんでもしっかりやらないと気がすまないタチです。

そして、結構自分も他人も追いつめてしまいます。

会社にいることは、そんな完ぺき主義の自分を出したくなく、

かつ、

「こだわってやってんのに、失敗したら面目立たないから」

という逃げ腰の理由で、逆のキャラを装って働いてました。

でも、

自営業になってからは、やはり自分のペースで仕事をやりだしてしまい、

奥さんのアヤコさんや、周りに完璧を求め、

息を詰まらせてしまった経験があります。

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そして、それは今でも続いています。たぶん。

旅でも完璧を求めてしまい、

・予定通りのスケジュール

・今日のノルマ

・お金の管理

その他細かい事もきちっと決めて、取り組んでしまっており、

結構な頻度でアヤコさんを苦しめていると思います。

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ごめんなさい。

と最近思ってます。

旅はうまくいかなくて当たり前。です。

ましてや、海外。思い通り行かないことばかりのはずです。

そういった、前提を持って、
心に余裕を持って、
「いい意味で緩く」
そして、「旅を心から楽しみ」
僕はアヤコさんの笑顔を引き出し続けていく事

を、改めて心に誓いました。

 

そう考えてたら、待合室で寝てました。

 

あっ!10時だ!

ホテル探し開始!!

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1時間かかって5件程度巡ってようやく決定。

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ここが結構、きつめの宿です。

過去ワースト2位に食い込みました。

でも、アウランガーバードって宿あまり選べないんですよね。

 

そして、南インド特有のチェックインから24時間後にチェックアウト

という形式で契約。

 

チェックインがまだ11時だったので、

僕らはこのまま、また観光へと繰り出しました。

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ちょっと、このままでは、ブログが長くなってしまうので、
少し端折ります。

 

タージマハル!!

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って思いましたか?

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アウランガーバードにある、似せて造った別のお寺です。

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チケットは1人100ルピー(約200円)

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インド人は5ルピー(約10円)です。

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安くてうらやましかったので、チケット見せてもらいました。

そして、観覧

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タージに似てます。

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でも、規模は小さい。

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そのあと、小学生が遠足に来ていたので、少し眺めてました。

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少し挨拶します。

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すると、徐々に人が集まります。

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「握手して」っていう子が増えます。

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すると。

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結果、こうなります。

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女子も集まり出しました。

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すると、アヤコさんが囲まれます。

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芸能人。

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最後は、学校の先生が登場して、

怒られておしまいでした。

僕らも謝っておきました。

 

次は、アウランガーバードケーブ

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チケット

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1人100ルピー(約200円)

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ここは、何かというと。

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山を削って造られた、

巨大な石窟群です。

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こんな、遺跡です。

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ここは、少し小規模だったんですが、

それでも結構な迫力でした。

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そして、石窟群の代表が

エローラ遺跡
アジャンタ遺跡

と言う2つの遺跡です。

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その2つともがここアウランガーバードの近くにあります。

今回アウランガーバードに来たのは、その2つの遺跡に行く為。

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この、アウランガーバード石窟群は、それらの良い予行演習になりました。

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それでも、ここもとても広く、規模も大きく、

1つ1つの遺跡も精巧でした。

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深夜の移動のあと、暑さの中の観光でかなり疲労。

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早々とゲストハウスへ戻ります。

隣のチャイ屋。

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そして、早々と夕食。

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南インドの定番ターリー。

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つまみ買って

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早々とビール。

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明日は、エローラ遺跡です!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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