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英語学校が始まってから、3回目の週末第2弾です。
だんだんと、時間が経つのが早くなってきました。
これは、今の生活に慣れてきた証拠であり、毎日の生活が日常と化してきてる証だと思います。
今回は、セブ市内にある刑務所に行ってきました。
この刑務所は、服役中の囚人がダンスを披露するといった変わった刑務所です。
ただ、その為に有名です。
動画はこちら→Youtube「prison dance」で検索
山の上に刑務所が存在するため、僕らは、バイクタクシーを借りて、刑務所に向かいました。
入り口はこんな感じ。
向かいには、マンションタイプの刑務所
このprison danceは1月に1度しか行われません。
そして、入場者は300人限定です。
僕はなんとか間に合いました。
入り口では、こんなスタンプが押されます。
そして、プレートを渡されます。
入り口を少し進むと、prisonerたちが踊るときに着るTシャツと同じ物が売られてました。
みんな、このオレンジのTシャツを着て踊るのです。
会場に入ると1階と2階があり、2階席からの景色はこんな感じ
中央に、リングがありました。この中央のリング上では、セレモニーが行われる模様です。
敷地はかなり広いです。
バスケットコートもありました。
そして、一般の人も、囚人と触れ合えるのです!!!!!!
ダンスをする囚人たちと一緒に写真を撮ってもらえました。
これは、日本では、絶対にできない事だと思いました。
日本人は悪い癖で写真を撮るときにピースサインをしてしまいますが、
ただ、正直、色んな感情が交錯し、不思議な感情を抱いていました。
ダンスはすぐ、目の前で見ることができました。
これも、この刑務所ならではのことだと思います。
ダンスが始まると、ホントにコンサート会場に来ているのとさほど雰囲気は変わりません。
ダンサーは200人ほどいるんじゃないかといった感じです。
雰囲気に圧倒されるほどでした。
真ん中のリングには、フィリピン国の国旗が。
女性のダンサーもいました。
計7曲ほどの曲にあわせ、約1時間ほどのダンスを見ることができました。
その中でも、ダンスのうまい人は、他の人とは違った白色のTシャツを着ており、
ダンスもやはりうまかったです。
自然と目を向けてしまうほどでした。
多くの人が一緒に一度におどる姿は圧巻でした。
最後は、一般の人、一緒に踊る事ができ、
ダンサーと一緒に写真を撮る時間もありました。
今回このprison danceを見にくるのは、相当の複雑な思いがありました。
行く前、
ダンスを見ている間中、
帰ってからしばらく、色んなことを考えてました。
色んな人の立場になって。
今の自分の立場になって。
被害者の家族の立場になって。
今ここで、ダンスしている囚人たちの気持ちになって。
Prisonの監視員の気持ちになって。
不思議な感情がずっと巡っており、心のどこかで葛藤もありました。
ただ、この現実は目の前にあって、
それを見ている自分は、すでにこれに関わっている人間なんだと思うと、
「自分の意思は明確に持たないと」
と思いました。
世の中には不思議なことがたくさんあって、
世の中の、いろんな思いが交錯している縮図みたいな物を見ることができたと思ってます。
自分の思いを明確に表現できる力を持とうと思いました。
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